はりぼうのほほん日記

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映画、ファッション、グルメが好きな大学4年生!基本日記と、めんどくさがり向けライフハックです。

私たちの信じているものは結局「仮説」でしかない/『ビハインド・ザ・カーブ』の感想

あなたは、地球が球形だと思いますか?
それとも、平面だと思いますか?
Netflix『ビハインド・ザ・アース』は、「地球が平面だと信じているひとたち」のコミュニティに密着し、彼らの姿を描いたドキュメンタリー作品です。

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常識を疑え!/『謎の独立国家ソマリランド』の感想、そしてイスラム教の話

みなさんは、「ソマリランド」という国を知っていますか?
国際情勢に興味がある人でも、知らないかもしれない。では「ソマリア」はどうでしょう。
内戦や地震のニュースが時々日本でも流れていたので、こちらは知っている方がいるかもしれません。
今回紹介する『謎の独立国家ソマリランド』は、著者がソマリランド、そしてソマリアを旅し、2国の実情に迫るノンフィクションエッセイです。
ソマリランドなんてそんなよくわからんアフリカの国はまったく興味がないですか?
しかし、この国は内戦に揺れていたソマリアに位置しながらも独自の方法で民主主義を作り上げ、長きにわたって平和を維持する民主主義国家。
この国家、そして人々のつながりの仕組みは、ともすると西欧文明偏重主義になりがちな”国のありかた”について今一度考えさせてくれる、とてもすばらしいケーススタディなのです。
そんなソマリランドの人々を見ていると、日本で正しい、素晴らしいとされているものは小さな日本の中での基準なんだ、そして今の社会は、”国連のリーダー”であるアメリカの価値観が手放しでもてはやされているだけ、今は全然理想的な状態ではないのかもしれない……、と思い始めてきます。
”常識を疑う”=世界を”別の見方”から見てみませんか?

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ありのままの隣人を愛せよ/『だから私はメイクする』劇団雌猫の感想

せっかく休みだったので、前々から読みたかった本を探しに図書館に行ったのですが、2冊とも貸し出し中。ショック。
わざわざバスに乗ってきたのに何もしないで帰るのは悔しかったので好きなコラムの連載で紹介されていた中から適当な本を選んで、なんとなく読んだのですが、それがなかなか面白かったので感想です。

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此岸と彼岸の境/『ジェイルバードー塀の中の生存競争ー』の感想

ネットフリックスの新作、刑務所内の女性たち(と、少し男性たち)を描いたリアリティ・シリーズ『ジェイルバードー塀の中の生存競争』をイッキ見しました。
(どうでもいいけど、此岸って一発で変換できないのね)

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学校は全ての人に必要か?

なんだか世間では不登校の10歳ユーチューバーが話題になっていますね。
私は彼の動画、観ていないのですが「学校に行かないと不幸になる」ってほざく奴はいったい何様なんでしょう。
学校って、そんなに良いものですか?
※彼の動画も批判コメントも別にみていないので、全く別物の「私が思う学校がクソな理由を書いてる文」です。

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