はりぼうのほほん日記

はりぼうのほほん日記

映画、ファッション、グルメが好きな大学4年生!基本日記と、めんどくさがり向けライフハックです。

これから大学を目指すみなさんへ 

初めまして、はりぼうです。
現在、大学4年生の私ですが、大学生活は完全に失敗しまして、ちょっと辛い気持ちを引きずりながら最後の1年を迎えようとしています。
大学に実際に入ってみて、時間を過ごしてみるまで(あくまで私には)分からなかったことって実はたくさんあるので、今回は大学に関するアドバイスをば。


これから大学入学を目指す高校生、高卒認定試験取得生さんが楽しいキャンパスライフを送るため(そして私のような手遅れ学生がこれ以上増えないため)、記念すべき立ち上げ初の記事として、おそらく今後の記事内容とは全く縁遠いであろうけれど敢えて書くぞとこのテーマを選びました。
ちなみに私はとても意識の低い人間なので、この記事ももちろん意識低い系の学生向けです。
やりたい勉強や行きたい学校、入りたい就職先の見通しが立っていて、これからキラキラキャンパスライフを送ります!って方に与えることのできる情報は私は持ち合わせていないので、そちらに該当の方はいますぐ←ボタンを押してくださいね。

大学選びで気を付けるべきこと

まずは大学選ぶ段階で気を付けておかなければならないこと。
人間、初めはどんなことにでも新しいことにはやる気が満ち溢れているものです。
しかしそんな魔法の時間は1ヵ月もすれば過ぎ去るので、冷静に自分の意識低さを頭の片隅に置いておいてください。

学部は真面目に決めましょう絶対に

大学を決めるときに一番最初にやった方がいいこと、それは学部選びです。
○○大ならどこでもいい!という方も多いと思いますが、それで自分の入れそうな学部、または就活に役立ちそうな学部を適当に選ぶと、後で泣きます。
私の場合、学校が少し特殊で入学後3年に上がる時点で専攻を決めるというシステムなのですが、基本的には入学前に選んでおくというのが一般的だと思うので、今回はとりあえず入学前に学部を決めるという前提で進めていきますね。
なぜ学部を慎重に決めなければいけないのか。1つ目の理由は、当たり前ですがその学部の講義を受けることで卒業単位を取得しなければならないからです。自分に合わないのに無理して就職のために選んだ学部、または簡単に入れるけど全く興味のない学部を選ぶと、学校に行くモチベーションがそもそもでないから行かなくなる、講義に出たら内容が分からなくてつらく、そのストレスで講義に出られなくなる、またはそもそも講義は頑張って出たけどテストの点がどうしても取れなくて単位が出ない、というはめになります。
ちなみに私は、先輩に「楽だよ」と勧められ、さらに就職に有利になりそうという理由で専攻を選びましたが、まったく興味すらなく向いてもいなかったため先学期も1つ単位を落としました。普通はうちの大学では専攻科目より選択科目(ほかの専攻の授業や教養科目から自分の好きなものを取得できる)のほうが埋めるのが大変だという話を聞いていましたが、私は専攻科目のみ5単位残っています。
2つ目の理由は、単位は無事に取ることができたとしても卒業論文もしくは卒業制作、どちらもない場合は修了テストの点数を満たす、そのいずれかがないと卒業できないからです。
単位は友達のノートを借りるなり、むしろ課題はやってもらうなりして、経験論ですが最悪取れはします。
但し卒論となるとそうは行きません。友達だって自分の卒論で忙しいですし、頼れる先輩はあなたが卒論を書くときにはもう卒業しています。
自分でテーマを決めて、先行研究を読んで何万字書かなければならないのですから、興味のないもしくはどうしても向いてない学部を選ぶと、地獄を見ます。
比較的楽と言われている文系学部でもここは避けて通れないのですから、大卒の肩書を持っておきたい方はちょっとここは真面目に考えてみてください。
それでもなんだ、簡単じゃん、と思う方は論文の形を取っていなくて構わないので、自分の好きなことのレポート5000字書いてみてください。書くことが好きな人間以外はそれすらもきついはずです。
とにかく、学部はなんとなく行けそうなところ、楽そうなところ、就職に有利になりそうなところ、ではなく高校時代に自分の中でこれは一番得意だったな、もしくは得意ではなかったけど試験勉強が一番つらくなかったな、って思える分野を選びましょう。私は今でも、情報科学専攻なんてせずに文学か社会学をやっておけばよかったと思っています。
就職は本当にどの学部だろうが技術職、専門職以外はまったくなーんの関係もないので、今の時点で就きたい仕事が決まっていない人は就職のことはいったん切り離して選んだ方がいいですよ。もし入ってから専門職をやりたくなったなら、独学するなりその学部の知り合いに習うなり、スクールに通うなりすればいいです。

自分は卒論が書けそうなのか、それとも絶対嫌か?無理そうなら卒論の無い大学を選びましょう

意識の低い学生は、大学はどこも卒論を書かないとならないと思っているはず。少なくとも私の高校時代はそう思っていました。
ですが、卒論以外の方法で卒業できる大学は、探せばたくさんあります。学部にもよりますが。
卒論が必修じゃない大学、ゼミが選択の大学、卒論なしのゼミ、等のワードでGoogle検索すれば見つかりますし、行く学部、自分の行きたい地域、自分の現在の成績が分かれば入れる大学は大体絞り込めているはずなので、直接大学のホームページや大学名で検索をかけるのもありです。自分でテーマを決めるなんて絶対無理!そもそもそんなまとまった文章書けないし書きたくない!という方は卒論の無い大学を選ぶことも可能です。
ただし、もしなんとか卒業できそうな学部を見つけてそこがどうしても卒論必須でも、まあ基本的には大学教授も卒業させたくないわけではないので、書きたいテーマがありませんくらいなら相談すれば与えてくれたり、ヒントをくれたりはすると思うので、ここはそんなに気に病むことはないです。私は教授になんでもかんでも聞きまくる予定です。

大学入学後はどうすればいいの?

なんでもいいのでとにかく友達をつくりましょう

意識低い系の学生に大事なものは友達です。なぜなら友達と同じ講義を取っておけば出席のモチベーションもわきますし、どうしても出席したくないときは資料やノートを頼むことができるからです。もし友達が同じ講義を取る人間じゃなくてもどちらにせよ友達がいるいないで大学自体に通うモチベーションも変わってくると思いますし、部活も勉強もやる気がなくても友達と遊ぶ気がない人はそんなにいないですから、4年間がつらすぎて死にたくなるってことはなくなると思います。陰キャだから友達作りに自信ないよって人でも大丈夫です。同じ匂いのする人の多くいそうなサークルに顔を出してみたりしてください。

単位取得は思ったより余裕があります。楽しいことや興味のあることにたくさん時間をつかいましょう

最初は、単位数多くない!?やばい、4年で卒業できるかな…親にも申し訳ないし、就職もやばいし、絶対4年で卒業しなければ!と焦ってしまうこともあるかと思います。かくいう私も、このプレッシャーから自分の興味のあることや楽しいことにのめりこむことができず、ちょっと後悔しています。結局勉強も遊びも中途半端でした。多く見えても意外と単位数には余裕があるので、そんなに気負いすぎずに友達と同じくらいは講義を取って、あとは学問でもサークルでもバイトでも飲み会でも、趣味でもなんでもいいので自分がやってて楽しいと思えることをしましょう。趣味があまり生産的でなくてもそれに時間を使って大丈夫です。今の時代何が仕事になるかわかりませんから。飲み会に行きまくっててもそこで面白い人脈を持てばなにかが転がり込んでくるかもしれないし、映画マニアだろうがおもちゃコレクターだろうが、その知識を活かせるお金の稼ぎ方が今の時代にはあります。
それにそもそもそんな打算的なことを考えなくても、自分の好きなこと、苦手なこと、頑張れること、を明確にしておくことは絶対に今後の人生を過ごすための武器になります。
就職にもパートナー探しにも一人で孤独で泣きそうな時にも、上記の武器があれば手も足もでないなんてことにはならないです。手くらいはでます。

意識低い系仲間のみなさま、良いキャンパスライフを!